野望に満ちた起業家のための睡眠サイクル理論
眠くなるっていうのは大問題です。仕事を始めると5分で眠くなる。お昼ご飯を食べると眠くなる。コーヒー飲んでも眠くなる。そうやって一日の数時間を、ぼんやり消費してしまうのです。もっと仕事したいのに。もっとやりたい事に時間をかけたいのに。
そんな中で見つけた面白そうな記事です。せっかくなので全文訳してしまいます。
単相サイクルは幾つかの睡眠ステージから成り立っており、一番大事なのがレム睡眠(REM-rapid eye movement)。一般的に身体がレム睡眠に入るまで45〜75分かかる。動物実験から、睡眠は生存に不可欠だということはわかっているけれど、本質的にどうして睡眠が必要なのかははっきりしていません。詳しくはこちら。
二相サイクルは「シエスタ」とも呼ばれ、人々にとって導入しやすいので、最も良く知られている多相サイクルです。サイクルを構成するのは5〜6時間の睡眠ひとつと、20分、60分または90分のお昼寝がひとつ。十分な科学的研究のおかげで、健康面で単相サイクルと比較して、二相サイクルはより優れているだけでなく、いい気分になり、ストレスを減らし、注意力、生産性をアップさせてくれることがわかっています。それだけでなく、お昼寝サイクルはメタボ改善になるという研究もあります!詳しくはこちら。
ダイマクションサイクルは、特定の人々しか採用できない、いちばん難しいサイクルだと言われています。「ショートスリーパー」と呼ばれる、DEC2遺伝子変異型の人は、約4時間の単相サイクルで大丈夫です。(訳注:DEC2遺伝子に変異があると、短睡眠でも健康体でいられるらしい。)その他多くの人には、ダイマクションサイクルはレム睡眠のための十分な時間が無いため、このサイクルに適応するのは難しいと思われます。30分の短睡眠が4セット、合計2時間しか睡眠時間がありません!別のバージョンでは、1.5時間をひとつ、30分を2つ、20分をひとつというサイクルもあります。詳しくはこちら。
ウーバーマンサイクル(命名 by Puredoxyk)は、20分の短睡眠を6セット、1日合計2時間睡眠で構成された睡眠サイクルです。(訳注:Ubermanはドイツ語Übermenschの英訳、ニーチェの「超人」)それぞれの短睡眠は等間隔に配置されます。基本は20分を6セットですが、20分を8セットという手もあります。40分の追加は大きい。短睡眠を怠ると、ひどい疲労を感じるとのレポートがあるので、計画した通りに短睡眠をとることが大事です(一日のスケジュールを、短睡眠を考慮に入れて計画しなければなりません)。ひとつ面白いのが、ウーバーマンサイクルを採用している人の多くが、とてもクリアな明晰夢を見ると報告している点です。明晰夢を経験してみたい人は、このサイクルにトライする価値があるかもしれません。詳しくはこちら。