ロクメイコーヒーのエスプレッソが凄く旨くて色々考えちゃった話


ゴリゴリに意識高い系のカフェに出くわしました。

本日のエスプレッソはケニア。ひと嗅ぎすると、物凄いケミカルスメル。一気に目が覚める。口に含むと身体中の毛穴が開く感じ。これは凄い。凄い。

そう、ずっと思い悩んでいたんですよ。普通に提供すれば客単価500-1000円の「コーヒー店」という業態で、どうやって儲かるビジネスにできるのか?を。素人目にも、座席数 x 客単価 x 回転数のみで稼ぐのはどうしても限界がある。結局、利益率が高く、差別化ができて、店舗サイズに左右されない「焙煎豆の販売」しか勝たんと思うのです。

気合いの入ったでかい焙煎機(が、ガラス張りの焙煎室なので店内外から物凄く目立つ)。フロア中央はコーヒーグッズの物販。席はカウンターと立ち飲み席(!)のみ、ソファはおろか対面で座れる席も無し。もちろん席にはコンセント無し。素晴らしい。店舗の仕様として、そもそもくつろいでダラダラ長居する客が寄り付かない設計になってる。と言いながら私はもう40分超カウンター席に座ってますが、そろそろ「長居客は近所にコメダがありますから、そっち行ってもらったら」とめっちゃ言われてるような気がする・・椅子とお尻に。

ROKUMEI coffeeは、コーヒーのクオリティは最高の上に、ちゃんと儲かるカフェ戦略をされている(ように見える)のが凄い好感持てました。(追記:ネット通販も気合い入れられているので、もしかしてネット通販経由の店舗設計なのかな?とも想像します。理にかなってる。)
「将来オシャレなカフェとかやりたいなぁ」とか妄想している夢見がちな若者は是非一度立ち寄って欲しい。淡い夢を打ち砕かれなさい。

魔術的エスプレッソで気合いを入れたいような休日、西大寺のカウダに向かって、駐車場がいっぱいで断念した悔しいときは、そこからもう10分車で走ってROKUMEI coffeeを目指すことをおすすめします。駐車場でかいので安心ですよ!

 

 

shoguito

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