アーヘンへ「キリストのおむつ」を観に行って来た(その1)
アーヘン旅行記(07年6月)その①
注;下記には聖遺物にまつわるちょっとグロい表記・表現が含まれております。あしからず。
さて、以前から予告しておりましたとおり、アーヘンで7年に1度開催される聖遺物公開(Heiligtumsfahrt)に行ってきました。7年に1度!何回も言うようですが、御柱祭りレベルのレアさ!生きててよかった・・(大げさ)
アーヘンって?ドイツの旧い町です。
パイプオルガンの重厚な演奏と人々の合唱は圧巻。いつ見ても、ミサは何か人を圧倒するものがあると思う。しかもアーヘンの大聖堂はものすごくおしゃれ!内壁にもびっしり装飾画が施されてるし!
さて、7年に1度の聖遺物の公開は午後1時かららしいので、まずは大聖堂の隣にある宝物庫(Schatzkammer)に行く。ここにはカール大帝の宝物をはじめ、キリスト教にまつわるグッズがたくさんあるという。
ひとつめ;黄金のマリア像。
ふたつめ;聖遺物入り円盤。意味わからん。
拡大してみると・・・・?
な、なんか入ってる!うーん、気味悪い・・・・
みっつめ;カール大帝の黄金の胸像(これはちょっと成金趣味やと思う。)
最後;ぼくの右手を知りませんか。・・・こんなところにあった!
しかも、カール大帝(と思われる)の遺骨入り。なんてありがたい・・・
という事で、オチは、「右手を探すんなら指名手配やモンタージュ町じゅうに配る前にアーヘンに行け」という事でした。
まあ正直、アーヘンは観光するにはいいとこですよ。こんな感じやし。
あとはねーおしゃれなカフェがあった!本命の、大聖堂での聖遺物公開が1時からで少し時間があったので街中をうろうろしてると発見。
Good pointその①テラス席にブランケットがかけてある!曇り空で肌寒い天気だったんだけど、これは(ドイツにしては!)気が利いてる。
Good Pointその②テーブルに花。普通かもしれへんけど、ドイツじゃなかなかレアなので嬉しくなった。心にいつも花を。
あかん。ちょっと疲れてきたし、このページはこの辺で公開!
To be continued……
注① 宝物庫に置いてある日本語の冊子から引用。但し、間違いあり。「アーヘンはカール大帝の神聖ローマ帝国の中心地」とあるが、カール大帝はフランク王国の王で、神聖ローマ帝国の王ではない。カール大帝は西ローマ皇帝の称号を受けて、彼の死後、フランク王国は分割され、西フランク王国(後のフランス)、東フランク王国(後の神聖ローマ帝国→ドイツ)となる、が正解。