ロッキード・ラウンジとブルーハーツをめぐる冒険(*20)

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デザイナー:マーク・ニューソン

チェア名:ロッキード・ラウンジ

材質:アルミニウム板、FRP


風を砕くのは銀色のボディ
謎のイニシャルは誰かの名前(ザ・ブルーハーツ『1985』)



はじめてこのチェアを見た時、とっさに思いついたのがブルーハーツのこの曲だったけれど、これがあながち間違いでもなかった!というのも、このロッキード・ラウンジ、製作が1986年なんです。彼がシドニーの美術大学を卒業後すぐに製作され、一気に有名になった作品です。


そして、偶然の一致はまだまだ続きます。現在はロンドン在住、既に大御所プロダクトデザイナーのマーク・ニューソン、飛行機のデザインにも関わっています。もちろん爆撃機の設計やるわけじゃないですが・・カンタス航空の座席のデザイン等やっておられます。


しかも、もうひとつ。ロッキードラウンジ製作の翌年、なんと東京に移住し、1991年にパリに引っ越すまで住んでたんですって。1987年はブルーハーツがメジャーデビューし、90年代初頭まで精力的に活動していた時期じゃないか。マークさんがブルハのライブで激しくヘッドバンギングしてたかも??と考えるだけで嬉しくなってしまいます。


さて話はちょっとチェアに戻ります。FRPボディにアルミニウム合板をリペットで打ち付けた、座り心地無視(多分)のこのマスターピース、2009年のオークションで何と110万ポンドで落札されています。本日のポンド円レートだと約1600万円ですよ・・・


まとめ。マーク・ニューソン氏は、メジャーデビュー前のブルーハーツ『1985』を聴いて衝撃を受け、卒業後すぐに「ロッキード・ラウンジ」を製作、東京に移住しブルハの熱狂的なファンに。ブルハも、ニューソン氏がパリに移住後、1992年にお別れの歌『Too much pain』を発表。うーん我ながらうまいことできた深読みだ。ただ、B29を作ったのはロッキードじゃなく、ボーイングなんですけどね・・・


Source:Wikipedia

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