日本を戦争に巻き込むのは誰か?

池田信夫氏の12月8日のエントリが大ヒットです。

http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51880665.html

今、秘密保護何とか法案でもめてます。朝日新聞が朝日らしく、法案反対キャンペーンを張っているそうです。ところが、ついこないだ、尖閣諸島のビデオ流出事件では、あれ?こう書いています。

流出したビデオを単なる捜査資料と考えるのは誤りだ。その取り扱いは、日中外交や内政の行方を左右しかねない高度に政治的な案件である。それが政府の意に反し、誰でも容易に視聴できる形でネットに流れたことには、驚くほかない。[…]仮に非公開の方針に批判的な捜査機関の何者かが流出させたのだとしたら、政府や国会の意思に反する行為であり、許されない。(朝日新聞の社説(2010年11月6日))

え?ええ??

★★★

そうですよ。戦前だって、朝日新聞じゃないですか、煽ってたのは。そもそも甲子園野球は、夏休みに記事にするネタが無いからって大阪朝日新聞社が主催して始まったマッチポンプイベントですが、

1915年の第一回大会から、朝日新聞では野球を戦争のアナロジーとして読者に解説していた。(「八月十五日の神話ー終戦記念日のメディア学」佐藤卓己 著)

内野ゴロでもヘッドスライディングの果敢精神(=玉砕突撃)とか、優勝旗=天皇旗と同じ皇国織とか、入場行進=学徒出陣とか。戦争やる気満々です。

朝日新聞は、時代と状況によって、体制側/反体制側、戦争賛成/反対をスイッチしはりますので、要注意です。

★★★

いろんな理由で戦争は起こります。サッカー試合の勝ち負けがきっかけになることだってあります。ただ、少なくとも先の大戦については「傲慢で恥知らずな軍部が勝手に暴走して戦争を始めた。国民は100%巻き込まれた犠牲者だ」という見方は間違っているという理解が進んでいますし、戦争を知らない私たちとしても、どうして戦争が起こったのか、誰がこの国を戦争に巻き込んだのか、理解し続けないといけないと思うんです。「安倍さんが戦争したいからこんな法律つくるんだよ。戦争反対だー!法案反対だー!」て、ちょっと単純じゃないですか?8割大卒の高学歴な我々は、もうちょっと複雑に考えましょうよ。という話でしたー。

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