ISIS編集学校:ナニワ参座に行ってきました

(注:今日のエントリは、ワークショップに参加したくてもできなくて涙を呑んだ朝日さんに。)

去る2月18日。
ISIS編集学校主催のワークショップ「浪花参座」に参加してきました。

Facebookで流れてきた情報でそういうものがあるというのを知り、ぐぐっと飛びついてしまいました。実際、何をやるワークショップなのか全然わかってなかったのですが、ISIS編集学校=松岡正剛氏。5-6年前に「千夜百冊」を見つけて以来、ずっと気になる存在でしたが、このタイミングで。しかも同日の夜に、高校の悪友Chihirock氏が仲間と一緒にオープンしたビストロバーでパーティがあるとなっては、これはもう運命だ!行かねば!と、3分後には申し込みを完了していました。

(心斎橋の日航ホテル裏をちょこちょこっと行ったところにある、cuiepain(クイパン)というお店です。皆様、ぜひ。)

さて本題。内容は、ISIS編集学校のカリキュラムの紹介(と受講勧誘 笑)、そして「編集って何よ?」という疑問に答えるような、幾つかのワークショップでした。私は3時間のワークですっかり心酔してしまい、(今期は無理ですが)来期から受講する気満々ですので、そういうバイアスも考慮した上で下記レポートをご覧下さい・・・

1.編集って何よ?

出版社や広告代理店勤務ならともかく、私、家具屋ですし、「編集」なんて関係ないじゃん?と思ったアナタ、甘いです。編集は普通のサラリーマンの業務から、日常生活から、遊びから、何から何まで使える、というか、人間誰もが、生きている以上、何らかの形で「編集」しているんです。

例えば、あぁ夕ご飯の支度しなくっちゃ、と思って、冷蔵庫を開ける。食材の残りを確認する。「玉ねぎ」と「しめじ」と「生ハム」・・・全部炒めたらまぁ食べられるかな。そういえばパスタが残っていた。じゃパスタ茹でて、炒めた具材に放り込んで、、、、

で、出来たのがこれ。

pasta.jpg
まぁ見た目どおり、大して旨くはなかったんですが・・(笑)

でもとにかく、「料理しなきゃ」と考えてから、このへんてこパスタが出来上がるまでの20分間に、私は情報収集し、組み合わせから出来上がる完成図を連想し、ひとつの結論に要約し、「切る」「捨てる」「加工する」「整える」を経て完成品に仕上げる。これって完全に、編集作業です。

ISIS編集学校で教えて頂けるのは、(料理の例で言えば)料理の技術というより、料理全体にかかわる思考のプロセスを意識化し、システムとして理解すること、という感じでしょうか。

2.意外といろんな人が

私が参加させていただいたワークショップは、講師の方の本業が学校の先生というところから始まり、受講者の方もサラリーマンの方から、インド文献学の方、ネットショップ店長(あ、これは私)、派遣社員の方ともぅ凄く多彩・・・(皆さんともっとお話したかったのですが、上述の別件ありて懇親会には行けず・・残念。)「編集工学」が特定のスキルというより、もっと普遍的な、考え方・捉え方を鍛える手法なのかなと思いました。

3.背筋が震えた1本

幾つかのワークの中で、一番印象に残ったものをひとつ。
ミメロギア」というのがありまして、ミメシス(模倣)+アナロギア(類推)の造語だそうですが、「2つの言葉に、対比を明確にするような形容を加える」というものです。うーんそれだけじゃよくわからん。

例えば、

「りんご」と「みかん」であれば、

青森のりんご、愛媛のみかん
とか、
焼りんご、冷凍みかん
とか。

すごいのになると、「物理」と「化学」で、

チャカの物理、シャブの化学

とか。

ワーク中で出たお題が「紅茶」と「コーヒー」でした。制限時間内いっぱい、頭の中で必死に「連想」「組み合わせ」「切り貼り」を繰り返し、ひねり出した1本がこちら。

1人で夜の紅茶、2人で朝のコーヒー

おぉすげー!俺天才だ!(と思ったのもつかの間、隣の方と被ってることが発覚 笑)

これ凄いです。少し視点を変えたり、関係性をぐらつかせたり、他の関係を暗示したりするだけで、こんなにストーリーが膨らんでくる。これって多分、コピーライティングの醍醐味につながってきますよね。

★★★

まぁ、ということで、結局ISIS編集学校の宣伝みたいになってきましたが(給料もらってないのに!笑)私の中ではほぼ参戦決定です。ただまぁ参戦費用が・・・・来年の予算計上しなくちゃ。

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