ミチョアカンで一体何が起こっているのか

メキシコ中西部、ミチョアカン州で今、何が起こっているのか?

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1月17日、日本外務省のウェブサイトに以下の記事が掲載されました。

1 報道によると、1月12日、ミチョアカン州西部(アパツィンガン市、ヌエバ・イタリア市等)において地元の自警団数百人と麻薬カルテル「テンプル騎士団」との支配地域を巡る抗争のなかで、銃撃戦が発生し、市役所や商店等が攻撃を受ける等、周辺地域の治安が非常に悪化しています。
13日、連邦政府は、武装解除に応じない自警団への対応のため、約1万人の軍隊及び連邦警察官等の派遣を決定しました。軍隊等は銃撃戦等が発生している市や州境の警戒に当たるとともに、銃器等の武器を所持する自警団の武装解除を行っています。
しかしながら、軍隊等の治安当局の介入に反対する一部の自警団と軍との間で衝突が起こり、非武装の民間人が死傷するなどの事案が発生しています。同州では、「テンプル騎士団」などの犯罪組織に対抗して住民自らが武器を所持するなどしているため、不安定な治安状況が続いています。

メキシコ:ミチョアカン州における自警団と麻薬カルテルとの武力衝突に伴う注意喚起
(外務省:2014年1月17日)

 

衝撃でした。どうしてかっていうと、私が10数年前に遊びに行った場所のほんの近くだったからです。

ウルアパンに行ってきた(2001年10月)

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メディアにさっと目を通した限りでは、状況は次の通りです。


・ここ10数年、この地域は麻薬組織の支配を受けてきた。

・最近になって、麻薬組織は裕福な者だけでなく貧しい者からも金品を奪うようになり、婦女子にも危害が加えられるようになった。

・住民は警察・軍に助けを求めたが、いずれも麻薬組織に懐柔されており、一向に事態が改善されない

・業を煮やした住民が自ら武器をとり、麻薬組織に対抗

2013年11月に自警団がタンシタロを制圧1月12日にはヌエバイタリアを奪還した。

・政府は自警団を武装解除するために、軍と警察を派遣。一部で衝突、自警団側に死者も発生


状況をもうちょっと詳しくみてみるのと並行して、この事件について現地の人々が何を感じているのか、また、脅威に対して助けが無いなかでいかにコミュニティを存続させるかという事についても、考えながら、また書きます。

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