Category Archives: 言語とコミュニケーション

言語とコミュニケーション

ヒッチハイカーが教えてくれたこと

昨日起こった出来事について、いろいろ考えさせられることがあったので、せっかくだからシェアしようと思います。

★★★

昨日の夕刻、奈良市内を車で走っていたときのこと。
道路沿いに、明らかにバックパッカーの外国人が傘をさして立っていました。

ヒッチハイカー特有のコミカルな動き
(あの、親指立ててくいくいってするやつです)

手には「北」と書かれた紙を持っています。

急ぎの用事も無かったので、とりあえず車を停めてみました。

私「どこ行きたいの?」
バ「京都、京都」

京都は無理ー!!笑 

でも、「ちょっとでも北に行けたらいい」というので、じゃとりあえず国道まで行くか、ちょうどぼくもそっち行くとこだったし、ということで、彼を乗せて走り出しました。

車内では、(賞味10分ぐらいしか話す時間は無かったんですが)どこから来て、どこ行くの?とか、そういうとりとめもない話をしました。物静かなベルギー人はすぐに黙り込むから、こっちの方が気遣うじゃないか。

で、ふと、疑問になったことを訊いてみたんです。
「あの紙、「北」って漠然と書かずに、京都に行きたいんなら「京都」って書けばいいんじゃないの?」

若者は即座に「あぁ、ダメダメ。それじゃ誰も停まってくれないよ。」

★★★

長崎に到着した彼は、3ヶ月かけて東京まで行こうと計画。
熊本からフェリーで松本に入り、そこから徳島まで、徒歩(!!)。

徳島から神戸はヒッチハイクしようと思い、道端で親指立てること30分。
誰も停まってくれない・・

そこで紙に「神戸」と書いて、それを見せながら再び親指立てること1時間。
だ、誰も停まってくれない・・

「神戸」の紙の裏に「北」と書き、上向きの矢印も添えてみた。
再度、親指立てること5分。
すぐに車が停まった!!!

★★★

確かに、私が通りかかったとき、紙に「京都」と書いてあれば、
「あ、ぼくじゃないね」と思って、停まってなかったと思います。

とりあえず何かやってみる。ダメなら試行錯誤し、あきらめずに挑戦する。
一度うまくいったら、それを繰り返しやってみる。

仕事でも遊びでも何するにしても、これが基本だよな。
教えてもらいました。ありがとう。

・・・あ、名前訊くの忘れてた。

言語とコミュニケーション

4カ国語マージャンじゃないブログについて

このところ、箱屋ブログの更新が滞っていたのですが(さっき見返してみると、1ヶ月に1本になってました。こりゃダメだ)、今年に入ってから公私ともにいろいろ火がついて、まったりコーヒー飲みながらブログ書く時間がなかなか取れなかったのです。

家具もまぁ、がんばっているのですが、別の仕事もいろいろやっておりまして・・

木目金アート LABRO
www.jlabro.com

以前から紹介しております、江戸期の伝統工芸「木目金(もくめがね)」を用いたジュエリー、アクセサリーの製造販売です。いろいろ大変ですが、がんばっております。4/23発売のゼクシィ(四国版)に掲載頂いています。未婚の方、明日結婚を決めて、明後日ウチで結婚指輪買ってください。(順番逆でも可)

GALAN crafts (www.galancrafts.com)
日本の作家さんの作品を海外に販売するぜ!というサイトです。4月には立ち上げたかったんですが、上記LABROが異様に忙しく、そして家具屋も普通に忙しく、なかなか進められずにいます。うーむ。

★★★

とにかく、こちらも進めていくんですが、まず手始めに、多言語ブログを立ち上げることにしました。
GALAN craftsのブログ

多言語ブログ、ずっとやってみたかったんですよね・・・日本語で書くと英語話者には読めず、英語で書くとスペイン語の人は読めない。ドイツ語で書くと、ドイツ人は読めなくも無いが、やっぱり雰囲気がね・・・何より、せっかく覚えた外国語、使うとこがない!笑 

ホームページで多言語を併記すると、フォント違いで文字バケするし、1ページずつ書くのも面倒だし・・・で、長らく諦めていたんですが、さすがウェブの進化は凄い。Wordpressがやってくれました。

上記GALAN craftsのブログはWordpressで作ったんですが、プラグイン「qTranslate」が最高なんです。普通のブログが、キレーイに多言語に!右上のタブをクリックすれば、テンプレート言語も全部変わるし、投稿画面まで編集しやすくなってる。最高です。超お勧めです。

★★★

GALANのブログは、まず英語で書き、それをスペイン語・ドイツ語に翻訳し(ほぼ直訳)、最後に日本語を付け加えるという形をとっています。記述言語を変えると、人格が変わります。言葉の温度も変わります。それが、例えば英語で書いてるときには気づかないんですが、最後に日本語で書くと、「おぉ、語り口が違うねー」と我ながら驚くというか。

多分、スペイン語から書き始めると、また違う人格が出るのかなーと思います。もっと適当になるのか?じゃドイツ語で書くと、もっと堅くなるのか?

とまぁ、仕事的な側面はそっちのけで、一人で楽しんでやってます。不健康だなぁ・・・
箱屋のブログ共々、よろしくお願い致しますー♪

言語とコミュニケーション

ISIS編集学校:ナニワ参座に行ってきました

(注:今日のエントリは、ワークショップに参加したくてもできなくて涙を呑んだ朝日さんに。)

去る2月18日。
ISIS編集学校主催のワークショップ「浪花参座」に参加してきました。

Facebookで流れてきた情報でそういうものがあるというのを知り、ぐぐっと飛びついてしまいました。実際、何をやるワークショップなのか全然わかってなかったのですが、ISIS編集学校=松岡正剛氏。5-6年前に「千夜百冊」を見つけて以来、ずっと気になる存在でしたが、このタイミングで。しかも同日の夜に、高校の悪友Chihirock氏が仲間と一緒にオープンしたビストロバーでパーティがあるとなっては、これはもう運命だ!行かねば!と、3分後には申し込みを完了していました。

(心斎橋の日航ホテル裏をちょこちょこっと行ったところにある、cuiepain(クイパン)というお店です。皆様、ぜひ。)

さて本題。内容は、ISIS編集学校のカリキュラムの紹介(と受講勧誘 笑)、そして「編集って何よ?」という疑問に答えるような、幾つかのワークショップでした。私は3時間のワークですっかり心酔してしまい、(今期は無理ですが)来期から受講する気満々ですので、そういうバイアスも考慮した上で下記レポートをご覧下さい・・・

1.編集って何よ?

出版社や広告代理店勤務ならともかく、私、家具屋ですし、「編集」なんて関係ないじゃん?と思ったアナタ、甘いです。編集は普通のサラリーマンの業務から、日常生活から、遊びから、何から何まで使える、というか、人間誰もが、生きている以上、何らかの形で「編集」しているんです。

例えば、あぁ夕ご飯の支度しなくっちゃ、と思って、冷蔵庫を開ける。食材の残りを確認する。「玉ねぎ」と「しめじ」と「生ハム」・・・全部炒めたらまぁ食べられるかな。そういえばパスタが残っていた。じゃパスタ茹でて、炒めた具材に放り込んで、、、、

で、出来たのがこれ。

pasta.jpg
まぁ見た目どおり、大して旨くはなかったんですが・・(笑)

でもとにかく、「料理しなきゃ」と考えてから、このへんてこパスタが出来上がるまでの20分間に、私は情報収集し、組み合わせから出来上がる完成図を連想し、ひとつの結論に要約し、「切る」「捨てる」「加工する」「整える」を経て完成品に仕上げる。これって完全に、編集作業です。

ISIS編集学校で教えて頂けるのは、(料理の例で言えば)料理の技術というより、料理全体にかかわる思考のプロセスを意識化し、システムとして理解すること、という感じでしょうか。

2.意外といろんな人が

私が参加させていただいたワークショップは、講師の方の本業が学校の先生というところから始まり、受講者の方もサラリーマンの方から、インド文献学の方、ネットショップ店長(あ、これは私)、派遣社員の方ともぅ凄く多彩・・・(皆さんともっとお話したかったのですが、上述の別件ありて懇親会には行けず・・残念。)「編集工学」が特定のスキルというより、もっと普遍的な、考え方・捉え方を鍛える手法なのかなと思いました。

3.背筋が震えた1本

幾つかのワークの中で、一番印象に残ったものをひとつ。
ミメロギア」というのがありまして、ミメシス(模倣)+アナロギア(類推)の造語だそうですが、「2つの言葉に、対比を明確にするような形容を加える」というものです。うーんそれだけじゃよくわからん。

例えば、

「りんご」と「みかん」であれば、

青森のりんご、愛媛のみかん
とか、
焼りんご、冷凍みかん
とか。

すごいのになると、「物理」と「化学」で、

チャカの物理、シャブの化学

とか。

ワーク中で出たお題が「紅茶」と「コーヒー」でした。制限時間内いっぱい、頭の中で必死に「連想」「組み合わせ」「切り貼り」を繰り返し、ひねり出した1本がこちら。

1人で夜の紅茶、2人で朝のコーヒー

おぉすげー!俺天才だ!(と思ったのもつかの間、隣の方と被ってることが発覚 笑)

これ凄いです。少し視点を変えたり、関係性をぐらつかせたり、他の関係を暗示したりするだけで、こんなにストーリーが膨らんでくる。これって多分、コピーライティングの醍醐味につながってきますよね。

★★★

まぁ、ということで、結局ISIS編集学校の宣伝みたいになってきましたが(給料もらってないのに!笑)私の中ではほぼ参戦決定です。ただまぁ参戦費用が・・・・来年の予算計上しなくちゃ。

この人を見よ 言語とコミュニケーション

グレート・ギャツビー的な生について

 「誰も彼も、かすみたいなやつらだ」と僕は芝生の庭越しに叫んだ。「みんな合わせても、君一人の値打ちもないね」 (後半、グレートなギャツビーに対してニックが最大限の賛辞を送る言葉。なんだかんだ言ってもぼくはやっぱり村上春樹訳が好き。)

 

 

椅子中毒 言語とコミュニケーション

願いが叶う「サタンの椅子」

神戸の異人館に、「サタンの椅子」というのがあって、世界仰天ニュースによると、座ると願いが叶うらしいのです。

 

詳しくはこちらの記事を。

まぁ、願いが叶うかどうかはワタシ的にはどうでもいいんですが、悪魔ネタは大好きなので追記してみます。

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言語とコミュニケーション

入れ物を替えると味が変わる

photo:01



いつもお世話になっているOさんに手作りのエスプレッソカップをいただき、有頂天のワタシ。早速、昼食後にエスプレッソをいれてみました。


外側は釉薬無しの素朴な肌、内側は釉薬で仕上げてあります。口をつけるところは釉薬無しなので、陶器の「ひんやり」した感触がなく、土のやさしい口触り(というか、唇触り?)これだけで、エスプレッソの味が俄然、変わってきます。


Oさん、ありがとうございました!

言語とコミュニケーション

「竜馬伝」でジャバラ王子がこっそり演奏している件

私、『竜馬伝』あんまり観てないんですが、先日ふらっとTVをつけると、ちょうど福山氏のアップが映ったので、そのままソファに腰をおろしてしまいました。(基本的に、男前は、好きです。)


で、竜馬と高杉晋作が浜辺で話する場面(だったと思う)で、BGMに、ひょろひょろっと、バンドネオンの音が入ったのに気付いたんです。イイヤ、これはアコーデオンじゃない。バンドネオンだ。多分。

言語とコミュニケーション

「木のぬくもり」って何だよー

今、某行きつけのファミレスで「あんかけ焼きそば」食べたんですが、

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鉄のプレートの下の台、木製と見せかけて、樹脂製なんですよ。おいおい、溶けないのー??(大丈夫なんだろうけど)

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言語とコミュニケーション

「魔物」について少し解説

いつもお世話になっております。
箱屋の八代目 堀内です。

ことあるごとに「魔物」「魔物」と言い続けているワタシですが、なんだよ魔物って??と自分でふと思ってしまい、自分でよくわかってないなら読んでる人もそりゃわかんないだろうと思うので、手前味噌でアレですが、ちょっとだけ、この「魔物」という語について記述してみたいと思います。

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言語とコミュニケーション

「売上は、二の次」と言い切る

昨日、ディズニーランドに行って感じた話をしました。


このエントリを書くちょっと前に来客があり、その方ともディズニーの話をして、結局(ホスピタリティの点で)「ディズニーはスゲーなー」という結論に達し、万歳三唱していたのです。

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