Category Archives: 椅子中毒

椅子中毒

すげー速そうなチェア(*12)

IMG_0086

デザイン:Jack Hopkins

名前:Rocking Chair(そのまんまかよ・・)

材質:ウォールナット

価格:8000-12000USD(円高の今が買い時)

・・・ヒモつけてスノーモービルで引っ張ったら、凄く快適な雪上の旅になりそう?ブレーキ無いですが(笑)

デザインは文句なし。しかし削り出し部分が物凄く多い!これウォールナット材で全部作ったら、ロスが大変なことになるだろうなぁ・・・ デザイナーのJack Rogers Hopkins氏、1920年生まれで、60年代後半のカリフォルニアデザインシーンをリードした人ですが、残念ながら2006年にお亡くなりになっております。このロッキングチェアは1970年-79年頃にデザインされたもの。

でも、これなんかまだ左右対称デザインでマシです。これなんかもう・・

loungechair

マックス・エルンストの絵みたいになってますよ・・・

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前脚を組んでいるチェア(*11)

leg-chair
デザイン:Vladimir Tsesler and Sergei Voichenko
Name:Living chair


ロシアのデザイナーさんの作品。材質が知りたいんですが、ちょっと見当たらず・・・無念。


デザイナーのウェブサイト覗いてみたんですが、これが面白かったです。「ピカソ卵」「ダリ卵」「デュシャン卵」・・・と、名だたる芸術家”的な”卵を並べてあるんです。ピカソはキュビズム風とかダリは金ピカとか、特徴を捉えてて面白い(元ネタがわかったのは3つぐらいでしたが・・・)


4本足に見せかけて3本足なところもポイントですね。そういえば3本足のチェアってあんまり無い気がするけど、どうなんだろう?安定性は別に問題なさそうだけど・・・(ヤコブセンのジ・アント、最初は3本足でしたっけ?)


しかし当然ですが、浮いている”左足”、普段使いで考えると相当邪魔ですよね。自分の足ぶつけそうです。

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8本脚のチェア(*10)

8legchair
・・・と思ったら、よく数えたら10本脚でした。

Design:Paulius Vitkauskas
Name:KU DIR KA Rocking chair
材質:プライウッド(積層合板)

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大御所の手によるアームチェア(*9)

aarmchair

photo: metmuseum.org
デザイン:Alvar Aalto(Finland)
Name:No.41 lounge chair (Paimio Armchair)
Year: 1930
材質:座面、背もたれ・・・積層合板
肘掛け、脚・・・ビーチ曲げ木

・・・大御所について何か言及するのは気がひけますが・・・とにかく、このアームチェアは、「北欧においてモダニズムが台頭するきっかけになった作品のひとつ」パイミオのサナトリウムのために作られました。建築家って、建物からチェアまで丸ごとデザインするんですね・・・凄いな。

1930年デザインなのに、21世紀でも古びた感がしないのも凄いです。

・・うーん、大御所の定番チェアに難癖つけるのは難しい・・次はもっと変なチェアを選ぶことにします・・・・

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絶対ハッピーなサボテンチェア(*8)

cactus-chair
デザイン:Valentina Glez Wohlers(ウェブサイト
Name: Prickly Pair Chairs (左右モデルある為複数形)

デザイナーのValentina Glezさんはメキシコ生まれ。現在はロンドンをベースに活躍されています。

メキシコといえば・・サボテン!
イギリスといえば・・クイーンアン様式のネコ脚!

ということでこんなんになりましたか・・・笑 ボディはピンク。下半身はしっかりアンティーク。上半身はサボテンで意味不明。

★★★

モチーフになっているサボテンはメキシコでお馴染み「ノパルサボテン」という品種で、現地では細切りにして塩とレモンであえてサラダにして食します。「めかぶ」的な食感がたまらなく美味です。タコスのお供に最高です。

Ensalada de nopales
あぁ食べたい。ノパルのサラダ食べたい。

サボテンは実も食べられるし、テキーラもできちゃうし、繊維で織物もできるし、幻覚まで見せてくれるし!日本での「米」みたいなものです、恐らく。メキシコ生まれのデザイナーが、自分の中のメキシコ的なるものを「サボテン」として具現化するのもうなづけます。

また、ボディのショッキングピンクも、メキシコ的という枠組みで捉えると、あぁなるほどーと思います。気候なのか人柄なのか、メキシコでビビッドな色ってなぜかしっくり馴染んじゃうんですよね。私が居候していた家も、完全にビビッドなオレンジ色でしたし(内側も外側も)。

★★★

「なんだこりゃー(笑)」と思って採り上げておいて、中身を見ていくと結構気に入ってしまいました。メキシコに別荘買ったら、この椅子を買おうかな?(=妄想はプライスレス!)

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緑色に怪しく光るチェア(*7)

superform-chair
デザイン:Rich Gilbert
チェア:Superfprm chair
材質:???


来ましたよ気持ち悪いのが(笑)。


ロンドン在住のデザイナーで、(彼のHPによると)現在は会社立ち上げに忙しいらしいRich Gilbert作のこの異様なチェア。カエルの卵に見えるモコモコ感が凄い。


作り方はこんな感じ。


風船を膨らませておいて、フォームを固めてから風船を割って取り出すんですね、なるほど。シルバーリングのロストワックス製法みたいで面白いですね。

誰かの家に遊びに行って、こんなチェアが置いてあれば、その人とすごくいい友達になれると思うんですが、、、、(趣味がぴったりという意味で)まぁ無いでしょうね・・



ちなみにRich Gilbert氏についてもちょっと調べてみたんですが、詳しいことはわからず。でも上記Superformの写真はやたらに出てくる。本人より作品が有名になるって素敵だなぁと思います。グッジョブ!

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ちょっとターミネーター2的なチェア(*6)

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デザイン:Doug Garofalo
Year: 2009
材質:アルミ鋳造

このチェアをひと目見たとき、ターミネーター2で、あの・・ぐにゃぐにゃに形変わるやつの指が、こんな感じだったかなぁと思ったんですよ!

イームスの超有名なチェア(最近は中国製の安いのが出回ってる、あのカラフルで丸っこいやつです)のリデザイン的に考え出されたのですが、あんまり注目を浴びず、成功とは言えなかったようです。まぁそういう事もあるさ、仕方ない。

で、このDoug Garofaloという人はどういう方なのか調べてたんですが・・・新進気鋭の建築家でしたが、今年(2011年)8月、52歳の若さで亡くなりました。数年患っていた脳腫瘍が原因だそうです。

2016年シカゴオリンピックの会場は、彼のデザインだそうです。5年後のオリンピックの見所がひとつできましたね。

★★★

村山槐多は22歳で亡くなり、Doug Garofaloは52歳で亡くなる。まだ生きている私。もっといい仕事しなければ!(独り言)

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くねくねーチェア(*5)

wiggle-side-chair
デザイナー:Frank Owen Gehry
作品:Wiggle side chair
材質:ダンボール(!!)但しスチール・木材で補強
Year:1972年

写真をぱっと見た時、「ん?何製?MDF?」と思ったんですが、まさかダンボールとは・・・Vitra社で現役で生産されており、某同業店で輸入販売しているのを見ると、8万円弱!!んんんー無理!無理!買えないよー・・

段ボール製の家具は1960年代から出てきてるんですが、フランク・ゲーリーは、従来の積層合板&曲木技術に段ボールを使ってみたところが新鮮でした。

★★★

しかしフランク・ゲーリーで調べてみると、この人本職は建築家なんですね、

ドイツのVitra本社ビルもフランク・ゲーリー。(Vitra本社、死ぬまでに一回は行きたい・・・町中にデザイナーズチェアの巨大レプリカが飾ってあったりするんですよね・・)

スペイン・ビルバオのグッゲンハイム美術館もフランク・ゲーリー。

ビルバオのグッゲンハイム美術館は一度行きましたが、六本木ヒルズにあるでっかい蜘蛛のオブジェ、ここにもあるんですよね(写真手前に写ってますね)こういうオブジェを通して、六本木ヒルズとビルバオの美術館が(私の中では)つながってしまう、こういう感覚、とっても好きです。

うーんそういえばビルバオでは非常に苦い思い出が・・・・という話はまた今度(いつだよ・・)。

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リサイクルにも程があるチェア(*4)

recycle-chair

デザイン:Barr & Knoll

Year:1993年か96年。多分96年

材質:プラスチックパッケージのリサイクル

 

本日はこちらの、一歩間違えばゴミの、というか実際、元ゴミの・・・リサイクルチェアです。

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曲げ木が良い感じの「プレッツェルチェア」(*3)

image-20111201130320.png

Design:George Nelson (1908-1986)

Name: プレッツェルチェア(Pretzel Chair)

Year: 1952

材質:積層合板

本日の椅子は、巨匠ジョージ・ネルソンの「プレッツェル・チェア」。昨日に引き続き「見た目ネーミング」な椅子・・プレッツェルはドイツ発祥のこんな形をしたパンです。

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