「売上は、二の次」と言い切る

昨日、ディズニーランドに行って感じた話をしました。


このエントリを書くちょっと前に来客があり、その方ともディズニーの話をして、結局(ホスピタリティの点で)「ディズニーはスゲーなー」という結論に達し、万歳三唱していたのです。

☆★★



今日の朝、メールを開くと、あるお客様から、先日ご注文頂いた商品をキャンセルしたいという連絡が届いていました。とても丁寧な文章で、末尾には、「冬にもホームパーティを企画しているので、その際に必要になったら、また購入を検討したい」との一文が添えられていました。


こちらのご注文は、8月上旬に頂いたのですが、サイズを検討しているうちに、どうも寸法を切り詰めて別注にしなければならない、すると納期もコストも高くなる・・ということで、発注が保留になっていたのでした。



★☆★



早速お返事を書き始めました。イヤイヤ、全然大丈夫ですよ、こちらこそご要望に応えることができず、申し訳ないです・・・・と書きながら、ふと手が止まりました。「売上は二の次」という言葉がどーんと胸を打ったのです。



★★☆



冬にホームパーティ。鍋パーティかも。そんな幸せな光景の演出に私がちょっとでもお手伝いできるとしたら、そのテーブルが、ベンチが、ウチのお店で購入頂いたものであろうと、なかろうと、そんなことは関係ないじゃないかという気になったのです。(※1)


売上は、二の次。一番大事なのは、冬のホームパーティをいかに首尾よく、楽しく、行えるかどうかというところ。ディズニーが物凄いのは、この一点を貫いているからなんだろうと思うのです。(※2)

☆☆☆


お返事のメールの最後に「当店、売上は二の次ですし!」と書き加えました。舌足らずな表現で、うまく伝わるかどうかわからないのですが、私は、当店は、その冬のパーティの演出に手助けできることがあれば、何でもやりますよ!イヤイヤ、ウチで買わないからとか、そんなこと気にしなくて大丈夫!だって、売上は二の次なんですから!という事を伝えたかったのです。


このエントリを、お客様と、昨日ディズニー話で盛り上がった(多分読んでくれている?)D氏に捧げます。


※1 勿論、私は家具店を生業とする以上、ウチを選択してもらえることが「冬のホームパーティ」にとってベストの選択であるよう精進するべき。
※2 ラディカルに言えば、「売上は二の次」「利益は二の次」と、一旦ソロバン勘定を放棄することが、結果として高売上、高利益につながっているように見える。私にはこれは『寄生獣』ミギーが「弱点と命綱から同時に手を放す」のと同じやり方のように見えるのです。


そしてこれを読むべし。「不治の病の男の子」のエピソードには、不覚にも涙ぐんでしまいました。ビ、ビジネス本なのに!

ディズニー7つの法則―奇跡の成功を生み出した「感動」の企業理念/トム コネラン

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