ホンジュラスのクーデター騒ぎ(7月28日更新)

ホンジュラスのクーデターの顛末を追いかけるのが、だんだん趣味みたいになってきました。
★★★
7月27日
追放された前大統領セラヤ氏はまだホンジュラスに入れず、隣国ニカラグアで待機中。国境からわずか25kmの町オコタルにとどまり、平和的抵抗のための準備をしている模様。
7月28日
クーデター発生から1ヶ月経過!当初は1週間で収束するとみられたこの事件が、1ヶ月経ってもこう着状態のままです。
クーデター発生時は国際世論を味方につけ、えらい勢いのあったセラヤ氏、最近ビミョーです。ビミョーさに追い討ちを掛けるように、恐ろしいスキャンダルが発覚。ホンジュラス国内のセラヤ支持者たちが、セラヤ氏を帰国させるための資金を不正に集めたことを記すノートが押収され、当局の調査によると、この不正資金にはFARC(コロンビアのゲリラ組織)の、ベネズエラ経由の資金も含まれているという。えらいこっちゃ。近所の国のゲリラ組織の裏金を使って帰ってくるセラヤ氏!というとんでもないイメージが付与されてしまう。
さらに、コロンビア副大統領フランシスコ・サントスが、スイスがベネズエラに販売したランチャーロケットを「FARCが所持している」と表明(7月27日)。前々から、ベネズエラがFARCを援助しているとして、コロンビアーベネズエラ間のケンカの種だったのですが、
ベネズエラがFARCに武器を販売→ベネズエラに武器代金が入る→チャベスとセラヤは仲良し→裏金で援助するよ? 
という構図が出来上がってしまう!涙


ホンジュラスのクーデター騒ぎの問題点を整理しておきましょう。
・米州機構は、問題解決に向けてコスタリカ大統領オスカル・アリアスを仲介に立て、交渉を進めようとしたが、ミチェレッティ大統領が2度目の交渉を拒否。調停は宙ぶらりん。
・セラヤ氏の頼みの綱は(日本の頼みの綱と同じ)米国。米国はクーデター当初、オバマ大統領が「正統な大統領はセラヤ氏だ」等と発言し、ベネズエラとアメリカの両方が同じ勢力を支持するという、とっても奇妙なことになっていました(当時の産経ニュース記事) その後、この案件はヒラリーさんに一任されたらしく、セラヤ氏も何度もワシントンに出向き会談するのですが、完全に引き気味。ここがミソです。放任主義というか、多極的強調主義というか、とにかくイランや北朝鮮で見せる「あとは勝手にやって?」的な態度がここにも出ています。(※)結論、アメリカは何にもしてくれません。
最新記事の見出しも「クーデターから一ヶ月、"ふいご"を無くしたセラヤ」と、セラヤ氏の勢いの衰えを示唆しています。

セラヤ氏が大統領として復活するには、南米一の暴れん坊・チャベス大統領がなんか仕掛けるしかなさそうです。さもなければ、このまましれーっと無かったことになりそうですね・・
※詳しくは、田中宇氏のこの記事を読むべし!


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